とよだ歯科・こども矯正歯科の小児矯正治療 childorthodontic
正しい歯並びに導く「予防矯正」
一般的な矯正は、乱れた歯並びをきれいに整える治療ですが、歯列不正を予防する方法もあります。専門的には「予防矯正」と呼ばれるもので、「正しい呼吸」「正しい舌の位置」「正しい飲み込み方」を身に付けることが主な目的となります。当院ではその一環として「MFT(口腔筋機能療法)」を行っております。
MFTとは?
MFT(Oral Myo Functional Therapy)とは、お口周りや舌の筋肉を鍛えて正しく機能させるトレーニングです。その結果、そしゃく、えんげ(飲みこみ)、呼吸、発音が正しく行えるようになり、歯や歯並びの発育も正常に進んでいきます。口腔周囲筋のトレーニングは、6ヶ月から1年程度かけて行っていきます。
MFTで得られる効果
- 口腔周囲筋のバランスが良くなる
- 発音が良くなる
- 正しいそしゃく・えんげができるようになる
- 矯正後の後戻りが少なくなる
子どもの矯正装置のご紹介
子どもの矯正治療では、大人とは少し異なる装置を用います。
機能的顎矯正装置
幼児~小学校低学年の歯の矯正、マウスピース型の装置を使用します。
装着することで、口腔周囲筋のアンバランスが改善されます。「歯並びを細かく整える」のではなく、「歯並びを悪くする原因を取り除く」ことが主な治療目的です。
機能的顎矯正装置のメリット
- いつでも取り外せる
- お子さま自身に着脱してもらう矯正装置です。装着している時間は限られていますので、治療に伴うストレスも最小限に抑えられます。ケアがしやすく、むし歯のリスクも減少します。
- 外でつける必要がない
- 幼稚園や学校で装着する必要はありません。「日中1~2時間」と「就寝時」に装着するだけで、適切な矯正力が発揮されます。矯正中であることに気付かれないので、心理的な負担も極めて小さいです。
- 矯正後の後戻りが少ない
- 歯並びの乱れの根本的な原因を取り除く治療であるため、将来、歯列矯正を受けた際の後戻りを少なくすることができます。
- 矯正にかかる費用を安く抑えられる
- 機能的顎矯正装置で不正咬合の原因を取り除いてしまえば、新たに矯正が必要になったとしても、短い治療期間できれいに仕上げることが可能となります。その結果、矯正にかかる費用の総額を安く抑えられます。
拡大装置
小児矯正の主な目的は、顎の発育をコントロールすることです。顎の骨の幅や長さの発育異常を改善するために、さまざまな「拡大装置」が用いられます。
緩徐拡大装置(かんじょかくだいそうち)
緩徐拡大装置とは、入れ歯のような装置を装着して、上の顎の骨をゆっくりと広げていく床矯正です。施術に伴う痛みや不快感は、比較的少ないです。
急速拡大装置(きゅうそくかくだいそうち)
急速拡大装置とは、文字通り短期間で顎の骨を広げる矯正法です。緩徐拡大装置よりは施術に伴う痛みや不快感が大きくなります。
治療費
治療前
初診相談料 | 無料(回数制限なし) |
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基本検査料 | ¥22,000(税込) |
診断料 | ¥11,000(税込) |
乳歯列期の治療
治療費 | ¥110,000(税込) |
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経過観察料 | ¥3,300(税込) |
混合歯列期(第一期治療)の治療
治療費 | ¥440,000(税込) |
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経過観察料 | ¥3,300(税込) |
永久歯列期(第二期治療)の治療
※本格矯正治療への移行
治療費 | ¥330,000(税込) |
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矯正処置料金 | ¥5,500(税込) |