テトラサイクリン歯とはblog

テトラサイクリン歯の原因・特徴は?

 

テトラサイクリン歯とは、幼少の歯の成長期にテトラサイクリン系の抗生物質を摂取したことによる歯の変色のことをいいます。

写真のように歯の色が灰色がかっていたり、縞模様があったりするのが特徴です。

なぜテトラサイクリン系の抗生物質で変色が起きるかというと、もともと黄色味を帯びたテトラサイクリンが象牙質のカルシウムイオンと結合して、象牙質に沈着してしまうからです。

そして、紫外線の効果により、段々と色が濃くなっていきます。

 

テトラサイクリン歯の改善には、大きくつの方法があります。

 

ラミネートベニア、セラミッククラウン

歯を削り、歯の表面にセラミックのチップやかぶせ物で見た目の改善をする。

メリット:短期間で見た目を改善できる・歯の色を自由に選べる。

デメリット:自分の歯を削る・割れる可能性がある。

 

ダイレクトボンディング

歯を削り、歯の表面にプラスチックの詰め物をして見た目を改善する。

メリット:短期間で見た目を改善できる。

デメリット:自分のはを削る・時間の経過とともに色が変化してくる。

 

ホワイトニング

オフィスホワイトニング・ホームホワイトニング。薬液を用いて歯の見た目を改善する。

メリット:自分の歯を削らず活かせる・メンテナンスが簡単。

デメリット:思っていた色にならない場合がある。個人差があり、時間がかかる。

 

次回は症例を載せたいと思います。

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